暑くなってくると、恋しくなるのがカキ氷。
いちご味、メロン味、ブルーハワイなどなど、好みのシロップをカラフルにかけて冷たさと甘さを味わうのは夏の醍醐味でもあります。
しかし、カキ氷というと思い出すのが「キーン」といった頭痛。
通称、アイスクリーム頭痛を呼ばれる痛みですが、実際のところ、アイスクリームを食べたときよりも、カキ氷を食べているときのほうが頭が痛くなりやすいですよね。
では、何故、カキ氷を食べると頭が痛くなるのでしょうか?
カキ氷で頭痛が起こるのは、脳に冷たさの刺激が伝わって血管が収縮するため!
冷たいものを食べると、口から脳に「冷たいぞ」という刺激、指令が伝わります。
すれが、脳幹のまわりの神経に伝わると、脳膜の血管は収縮をします。
この、血管の収縮が原因で、キーンとした頭痛が起こってしまいます。
とはいえ、同じ冷たいものでも、アイスクリームやソフトクリームでは頭痛は起こりにくいですよね。
これにも原因があり、アイスクリームやソフトクリームはカキ氷よりも多くの脂肪分が含まれています。
脂肪分を含んでいるぶん、口の中が冷えにくくなり、脳に「冷たいぞ!」という刺激が伝わりにくいのです。
カキ氷を食べても頭痛を起こさない方法!
カキ氷を食べることによって起こる頭痛は、「口の中が急激に冷えたため」とお話して参りましたが、ここに、カキ氷頭痛を対策するカギが隠されています。
方法はとても簡単。
カキ氷を食べて頭痛を起こさないようにするには、
カキ氷を、ゆっくり食べればいいのです!
ゆっくり食べることによって、口から脳へ「冷たい!」といった指令が伝わりづらくなり、結果として、血管の収縮もゆるやかになります。
カキ氷を食べながら、ぬるめの飲み物を飲むのもおすすめです。
せっかくの、おいしいカキ氷です。
頭痛に苦しまないように、ゆっくり味わって食べてみましょう^^
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以上、
今回はカキ氷に関する雑学でした!
お友達やご家族との話のネタにしてみてくださいね。
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