鳥肌の雑学

人間は寒さを感じたときに、鳥肌が立ってしまうことがあります。

また、ぞっとしたときや恐れを感じたときにも、肌にぶつぶつが出てくることがあります。

――では、なぜヒトは寒さや恐怖を感じると鳥肌が立つのでしょうか?

鳥肌は、己の身を外敵から守るために起こる反応!

寒さによる鳥肌は、温熱中枢と呼ばれる脳のはたらきによって引き起こされます。

恒温動物である人間の体温は、温度差に関係なく、季節を通して1年中ほぼほぼ一定です。

体温の調節は、脳の「温熱中枢」が行っているのですが、からだが寒さを感じたとき、それ以上の熱の放出を防ぐために、温熱中枢は、血管・皮膚を縮めることによって、寒さを受けるからだの表面積を少しでも狭くしようとします。

このとき、筋肉が縮み、皮膚がひきつった結果、皮膚の表面にぶつぶつ――いわゆる「鳥肌」の症状が現れるのです。

また、ヒトは恐怖を感じたときやゾッとした感情を受けたときにも鳥肌が立ちます。
これは、脳が恐れや不快感を感じると、外敵から身を守ろうという反応がからだに現れて、体毛が逆立つ現象が起きます。

犬やネコなどの毛のある動物は、相手を威嚇するときに毛を逆立てることがありますが、あの現象も鳥肌の一種。

鳥肌は、己の身に異常を感じたときに、外敵から身を守ろうとする条件反射的な反応なのです。