夏のイヤ~な虫の代表、「蚊」
寝ているときに「プィ~ン……」と羽音を立てて飛んでいる様は、
本当に気がめいってしまいますよね^^;
蚊にさされると痒いし、赤くなるし、ふんだりけったり。
できれば関わりたくない生物ですが、
さてさて。
この「蚊にさされたとき」、
「蚊にさされたら、最後まで血を吸わせたほうが、かゆみが少なくなる」
と聞いたことはありませんか?
蚊に刺されてかゆみが出る原因は「蚊の唾液」のせい!
蚊は、上あごと下あごの先にある歯でヒトの皮膚を食い破り、
口吻(こうふん)という名前の細長い管を差し入れます。
そして、口吻から唾液をヒトのからだの中に入れ込みます
この唾液には、血液が固まらないようにする物質がふくまれており、
蚊が血をスムーズに吸うのに役立っている(?)わけですが、
この、蚊の唾液こそが、かゆみの原因なのです。
蚊は、血をたっぷり吸ったあとは、血液とともに唾液も吸い戻しています。
そんな折、蚊に血を吸われている最中に、上から「ペチン」とつぶしてしまうと、
唾液がヒトの体内に入り込んでしまうので、かゆみが倍増するのです。
とはいえ、
血を吸われているのに、じっとその様子を見ているのもくやしいですよね^^;
そんなときは、指で蚊をはじきとばしてしまいましょう。
上からペチンとつぶすよりも、かゆみは少なくて済みます。
2014年の夏には、デング熱が大発生し、蚊が原因で苦しんだ方も多くいらっしゃいました。
アウトドアの際は、虫よけスプレー、防虫対策を行って、
防虫対策も行っていきましょう^^