コンビニのおしぼり談義

普段から優しくされるのに慣れていないせいか、コンビニで買い物したときに、店員さんがおしぼりをそっとつけてくれたりすると、感動で涙腺が決壊しそうになります。




コンビニでおしぼりをくれる店員さんには2つのパターンあって、

①「おしぼりはお付けしますか?」と聞いてから、入れてくれる店員さん
②なにも聞かずに、そっと買い物袋におしぼりを忍ばせておいてくれる店員さん

どちらもありがたくて目頭がウルウルくるのですが、とくにワタクシの大好物なのは、つっけんどうで無愛想にレジを打っており接客態度にまるでやる気を感じないのに、あとでふと買い物袋をのぞきこむとおしぼりが入っているパターン。

ツンデレか?
新手のツンツンデレデレなのか?

店員さん
「もう、またレジ打ちしなきゃなの?アタシ、人と話すのは苦手だけど。でも、あなたがおにぎりを食べて手を汚したらたいへんだから、お、おしぼりを使わせてあげてもいいんだからね?」的な?

ヒュウ~。いいね!

ちなみに、私がコンビニでアルバイトをしていたときは、お弁当やフライヤー商品(レジ前のからあげとか)を買ってくれたお客様にはおしぼりを付け、おにぎりやサラダだけをお買い上げのお客様にはノーおしぼりでした。

本当は、全てのお客様におしぼりを付けたかったのですが、むしろ週刊少年ジャンプだけを買うお客様やアイフォンの充電機を買うお客様にもおしぼりを付けたいくらいのおしぼりっ子だったのですが、お弁当以外の商品におしぼりを付けるとオーナーが「おしぼり節約して!!ポンポン渡さないで!!」などと発狂しなさるんです。

どうやら、コンビニのおしぼりはお店の経費で買っているようで、私が勤めていたコンビニのオーナーはなかなかにしてセコい部分があり、「お客さんから催促されない限り、お弁当にすらおしぼりをつける必要はないよ勿体無い」とか言ってくる始末で。

コンビニで、おしぼりを出し渋るお店があったらば、それは守銭奴なオーナーさんの方針かもしれません。

いやぁ。

コンビニのおしぼりひとつでも、いろんな心情が読み解けますね。

いとおかし。