今日はワイングラスについての雑学をば。

ワイングラスの大きさの違い

結婚式の披露宴やコース料理の席では、ナイフやフォークをはじめ、大小さまざまなグラスがテーブルに並んでいます。

ワイン用のグラスは、赤ワイン用と白ワイン用、ふたつのものが用意されていることがほとんど。

魚料理には白ワインを、
肉料理には赤ワインを提供できるように、2種類のグラスが用意されているのですが、

「ワインはワインなのに、どうして赤用と白用をわざわざ分けるんだろう?」

「赤ワインのグラスは大きいのに、白ワインのグラスは小ぶりだなあ?」

と不思議に感じたことはありませんか?

……グラスが変わることで、いったい何が変わるのか?

赤ワインと白ワインのグラスの大きさが違う理由を以下に解説します!




白ワインと赤ワイン、グラスの大きさが違う理由は?

一般的に、

白ワインは適温に冷やして、
赤ワインは常温で飲んだほうがおいしいとされています。

白ワインの適温は、甘口タイプだと5度~8度くらい、
辛口タイプの品種だと8度~13度くらいがおすすめ。

そんな白ワインを、口の広い大きなグラスに入れてしまうと、あっという間にぬるくなってしまいおいしさが損なわれてしまいます。

そこで、小さいグラスを使うことによって、冷たいうちに飲みきることができるよう、白ワインは小ぶりなグラスで提供されることが多くなっています。

反対に、冷やしすぎると風味が損なわれる赤ワインは、大きめな口のグラスで提供されます。

赤ワインは香りが良いものが多く、ワイングラスの口が広いとワインの潤沢な香りを楽しむことができます。

テレビなどでよく、赤ワインをクルクルとまわしている光景を見かけますが、あれはワインの風味を味わうためにクルクルさせている様子なんですね。

まとめると、

・白ワインは、冷えた状態を保つために小ぶりなグラスを使うことが多い

・赤ワインは、香りを楽しむために大きめなグラスを使うことが多い

ということになります。

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以上、
ワイングラスの大小に関する雑学でした!

恋人やお友達とのお酒の席で、話のネタにしてみてくださいね。