高熱で苦しいときに、解熱剤を飲んで療養することがありますが、
この解熱剤を、平熱時に飲んだらどうなるのか疑問に思ったことはありませんか?
「熱が下がる薬だから、平熱以下になるの?」
「いやいや、平熱時に飲んでも何も起こらないんじゃないか?」
と、結果の予想はたくさん出てきますが、
実際に飲んで試してみるのも怖いですよね。
では、実際のところはどうなのでしょう。
平熱時に解熱剤を飲んでも、体温は変化しない
結論としては、
平熱時に、健康な人が解熱剤を飲んでも体温は変化しません。
解熱剤には、体温調節中枢を正常にして、高くなりすぎた体温を下げる働きがあります。
よって、高熱のときに飲むと、熱の放散が促されて体温が下がります。
健康な人は、体温調節中枢の働きが正常であるため、
体温にはこれといった変化が起こらない、という結果になります。
【注意】
薬には副作用がつきものです。
熱が無いのに解熱剤を飲むのはぜったいにやめましょう。