東京だと03-××××ー○○○○、
大阪だと06-××××ー○○○○ というように、
たいていの固定電話の番号は、あたまの部分が「0」になっています。
となると……
「ぜんぶの番号に0をつけるなら、最初からつけなければラクでいいのに」
と思うことはありませんか?
なぜ電話番号のあたまには「0」がつくのでしょうか?
電話番号のあたまの「0」は市外への通話ですよ!という合図
固定電話の番号は、3ブロックに分けられています。
たとえば、03-××××ー○○○○の場合、
あたまの03の部分は市外局番、
真ん中の××××の部分は市内局番、
最後の○○○○は加入者番号と呼ばれています。
そして、あたまの市外局番部分は、
最初の0が、「いまから市外に電話しますよ~」という合図、
その後の数字――ここでいう、03の「3」は、どの市外かを表す数字、
東京の場合は「3」ということになっているのです。
つまり、あたまに「03」をつけることによって、
0……市外への電話ですよー
3……3が表す、東京への通話ですよー
という合図になっているのです。