プロ野球観戦でテレビに映りたくないときの対策方法

「プロ野球を現地で観たいけど、テレビには映りたくない」

とお悩みの方へ向け、野球の現地観戦時(球場へ足を運んで試合を観るとき)テレビに抜かれないための対策を解説します。

かなり初歩的な内容ですが、生の野球観戦がはじめての人や、テレビに映るのが恥ずかしい人、仕事をサボ……休んで野球観戦をする人など、「何があっても絶対に己の映像を抜かれるわけにはゆかぬ」という方は参考にしてください。




野球観戦でテレビに映りたくないときの対処法

野球観戦でテレビに映りたくないときの対処法

大前提として「100%の確率で、テレビに映らない方法」はありません。

どんなにテレビを避けるための行動を取っていても、ファウルボールやバットがありえない場所まで飛んだら一瞬チラッとテレビに映る恐れはあります。

ドーム球場5階席(最上階)に座っていても、特大ホームランがスタンドに突き刺さった、鳥の大群が飛んできたなどの理由でカメラワークが観客席を映し出すケースもあります。

テレビに映るイレギュラーケースを考えだしたらキリがありません。

日本のプロ野球球団は、現地観戦におけるお願い事項として、前もって以下のような注意書きを明記ています。

バンテリンドーム ナゴヤ内(試合・イベント会場)で、お客様の肖像・声が撮影される場合があります。
引用:(株)ナゴヤドームからのお願い

↑上記は一例で、中日ドラゴンズが提唱する観戦時のお願い事項の抜粋ですが「ドーム内で、お客様の肖像や声が撮影される場合があります」と明文化されています。球団側は先手をうって「撮影してるから、よろしくです!」と公言しているわけです。

こうなると、現地で野球観戦をする以上、残念ながら100%確実にテレビに映らない方法はありません。ただ、少しでもテレビに抜かれにくくする方法はあります!

ユニフォームを着用せず、普段着で観戦する

ユニフォームを着用せず、普段着で観戦

第一の対策方法は、現地で野球観戦するときは「ユニフォームを着ず、普段着で応援する」です。どこにでもいそうな善良な市民の服装で観戦していれば、テレビに抜かれる可能性が、やや下がります。

球場内を映すカメラマンが撮影したいのは「ファンの姿」であるため、分かりやすくユニフォームを着た観客は良い意味で目立ちます。

ユニフォーム着用のファンの姿がテレビに映れば、テレビの視聴者に「〇〇球団は人気があるんだな」「〇〇球場の現地観戦、盛り上がってて楽しそうだな」と、球団の人気っぷりをアピールできます。

そのため、ユニフォーム姿で楽しそうに盛り上がる観客の姿は、カメラに抜かれる確率が高いです。

野球観戦、嬉しい

映像映えするユニフォーム姿はテレビに抜かれやすい=普段着で観戦すればカメラに追われにくい

応援ボードや選手のタオルは掲げない

応援ボードや選手のタオルは掲げない

派手な応援グッズは、球場を撮影するカメラマンさんをはじめ、放映権をにぎる側の大好物。

選手名がプリントされた応援タオルはもちろん、お手製の応援ボードも、とても映像映えします。

逆に考えて、応援ボードや応援グッズなし、手拍子のみのシンプルな応援スタイルで観戦していれば、カメラに追われる可能性はグッと低くなります。

外野席は避ける。内野席・上段席のチケットを確保

外野席は避ける。内野席・上段席のチケットを確保

各球団のテレビ中継やネット中継を見ていると、共通して「外野席の観客が映りやすい」傾向が見て取れます。

反対に、内野席や上段席(5階席など)にカメラが向くことはほぼなく、観客が映ったとしても個人を特定できるほどのサイズ感では撮影されません。

よって、野球観戦時にテレビに映りたくない場合は、外野席を避け、内野席やなるべく上段の席を確保しましょう。

野球観戦、挨拶

ボックス席やごはんを食べながら見られるようなスペシャルな座席も、テレビには映りにくい傾向

泣かない、祈らない、目立たない

泣かない、祈らない、目立たない

球場内にあるカメラに抜かれたくない場合は、贔屓チームや応援している選手に何かあっても泣いてはいけません。また、息が詰まるようなピンチのシーン(あるいはチャンスの場面)でも、両手を重ねて祈ってはいけません

人が泣いている姿、祈っている姿は、とても絵になるからです。絵になる=テレビに映る確率がアップします。

よって、贔屓のチーム・好きな選手がどんな境遇にあろうとも、静かに、冷静に試合を見つづける必要があります。

プレイ内容に一喜一憂せず、極めてクールに試合の行く末を見守りましょう。

野球観戦、落ち込む

でも、思わず感情が出ちゃう……わかる……

球団歌が流れるイニング間(チャンスタイム)は席を外す

どのプロ野球球団でも、おおよそ7回~8回あたりのイニング前に、球団歌を流して次の攻撃に備えるミニイベントがあります。

次の回の自軍の攻撃前に、球場内の士気を高める目的で、7回あたりに球団歌の1番を球場内に流すアレです。「ラッキーセブン」とか、いまは中止だけど「ジェット風船タイム」など。

東京ヤクルトスワローズ 東京音頭
阪神タイガース 六甲おろし
横浜DeNAベイスターズ 熱き星たちよ
読売ジャイアンツ 闘魂込めて
広島東洋カープ それ行けカープ
中日ドラゴンズ 燃えよドラゴンズ!
オリックス・バファローズ SKY
福岡ソフトバンクホークス いざゆけ若鷹軍団
埼玉西武ライオンズ 吠えろライオンズ
東北楽天ゴールデンイーグルス 羽ばたけ楽天イーグルス
千葉ロッテマリーンズ We Love Marines
北海道日本ハムファイターズ ファイターズ讃歌

この球団歌(応援歌)が流れているときは、外野席をメインに客席が映像として映しだされます。外野席で選手のタオルを掲げようものなら、恐ろしい確率で映像に映ります。

つきましては、球団歌が流れるイニング間イベントが始まったら、念のため席を立つ、うつむいて顔を隠しておく、飲食を控え、マスク姿を維持するなどで対策するとよいでしょう。

万が一に備え、帽子・サングラス・マスクを着用する

万が一に備え、帽子・サングラス・マスクを着用する

内野の上段席に座り、極力地味な普段着で、ひっそりと忍者のように応援していれば、よほどの理由がない限り、カメラには映らないでしょう。ただし、球場に足を運んでいるからには、撮影されない可能性がゼロにはなりません。

あとは、自己防衛として、帽子やマスクで顔を隠す、メガネや双眼鏡で目元を隠すなど、街を歩く芸能人さながらの「目立たない対策」をするより策はありません。




野球観戦で「テレビに映る」方法

プロ野球観戦で「テレビに映りたい」場合は、他のお客様の迷惑にならない程度に目立てばOKです。

当然にしてユニフォームは着用、お手製の応援ボードも持ち込みます。そして外野席を確保。

「外野席はゆっくり試合が観られないよ~」とお悩みの場合は、バックネット裏の前列で試合を堪能しましょう。イヤでもテレビに映ります。(↓このへんなど)

甲子園のバックネット裏参照:甲子園バックネット裏・TOSHIBAプレミアムシート

パ・リーグ主催の試合では「パ・テレ行きのタオル」を掲げれば、パリーグTVで取り上げてもらえる確率がアップする傾向。

パテレ行きタオルは販売時期が限られていおり、当記事執筆時点では売り切れになっていましたが、買えない場合は応援ボードで自作・代用も可能です。

【まとめ】野球観戦でテレビに映りたくないときの対策

現地球場での野球観戦において、テレビに100%抜かれない方法は

  • ユニフォームを着ず、普段着で観戦する
  • 自作の応援ボードを掲げない
  • 選手名の入ったタオルも掲げない
  • 内野席や上段席シートから応援
  • 泣かず、祈らず、冷静に試合を見守る(映像映えする言動をしない)

球場で撮影された映像は、テレビ放映だけでなく、球団公式のyoutube配信やメモリアルDVDなどに使用される場合もあります。

己の姿の映像化を避けたい場合は、当記事を参考にしてください。