落合英二さんの霊感エピソード、予言、怖い話まとめ。落合英二さんの名言や、ひじのサファイアの話も。
(元中日ドラゴンズ投手-ロッテコーチ-サムスンライオンズコーチ-中日ヘッド兼投手コーチ )
「落合英二」で検索すると「霊感」「サファイア」など、おおよそ野球とはかけ離れたワードが検索候補に出現します。
当記事は、落合英二さんご本人や、落合さんと関連の深い野球選手の方々が、ラジオやテレビでトークしていた内容を元に記事にしました。あわせてドラファンの方々から伝え聞いた落合さん情報も掲載しました。
- 部屋の隅をじっと見て「あそこに……いる」
- 試合中に突然「ここでホームランを打たれる」→実際に被弾
など、ボソッと口走るひとことで恐怖、畏怖を誘う落合英二さんの霊感談話をまとめます。
落合英二さんの霊感、予言、怖い話エピソードまとめ
「球界一の霊能者」と称される、落合英二さんの霊感、予言、怖い話エピソード。
沖縄キャンプは、あちこちに「いる」
中日ドラゴンズのキャンプ地は沖縄。
沖縄は大戦の中、国内最大の地上戦が繰り広げられ戦禍を残した風土。
そのためか、沖縄キャンプ地は、あちこちに「いる」――とのこと。
落合さんは、たびたび誰もいない場所を指さして「あそこに女の子がいる」など話す。
岩瀬投手への忠告「あの奥の階段には行っちゃダメだよ」
キャンプ中、宿泊施設のホテルにて落合英二さんが岩瀬投手に忠告。
――「あの奥の階段には行っちゃダメだよ」
行くなと言われ、逆に行ってみたくなった岩瀬さん。肝試し感覚で忠告された階段を向かったところ、
岩瀬
「(階段の)ちょっと雰囲気が違った。これは本当に駄目なんだな……」
宿泊施設のホテルにて
霊感が強いと言われる落合英二さんに、自分が泊まるホテルの部屋を観てもらったチームメイト。
「部屋の様子はどうですか?」(おばけとか、いないですか?)と問うと、
落合英二
「お前が何も感じないなら、いいんじゃない?」
温泉宿にて「憲伸、なんかおるぞ」
中日ドラゴンズのエースピッチャーだった、川上憲伸投手。
シーズン終了後に、秋田県の温泉に2週間ほどの療養しに行ったときのエピソード。
川上憲伸さんが、宿泊施設に到着する前に、お手洗い行きたくなり、道中で用を足したあと。
落合英二さん
「お前、変なところでおしっこしただろ?」
「憲伸、なんかおるぞ」
用を足した場所で、何かに「憑かれて」しまったとのこと……。
その後、川上さんは無事に宿に着いたものの、
- 宿の廊下で警備員とすれ違ったが、振り返ったら警備員がいなくなっていた
- 寝ていたベッドが、ガタガタ揺れた
- 真冬なのに落雷
- 名古屋に帰ったあとも怪奇現象が続く
- 耳が聞こえなくなり手術、1ヶ月入院
- 宿泊したホテルの受付の女性に「川上さんの部屋に子供が入って行ったのを見た」と言われる
など、数々の恐怖体験に見舞われた。
入院中に落ちる「お札」
落合英二さんが肩の手術で入院したときのエピソード。
夜中の病室に毎日、決まった人(本来は見えないはずの人)が来る。
嫌だったから、病室にお札を貼りつけた。しかし「その人」が来るたびにお札が落ちる。
お札を何回貼りなおしても、毎回「その人」が来るたびに落ちてしまう……とのこと。
韓国野球のコーチ時代「自宅の台所に、男性がいる」
韓国野球(サムスン・ライオンズ )のコーチ時代。
マンションに一人暮らしをしていた落合英二さん。
一人で住んでいるはずなのに、台所に「男性がいた」。
(男性の)気配は変わらないので、いつも同じ人がいたと感じたとのこと。
寝ているときや、起きたあと、朝方に男性を見かけるそうで……。
「男性が、台所で何をしていたのか?」と問われた落合さんは「料理でも作っていたんじゃないですか?」「僕が作り置きしていた料理を食べていたか」と、謎コメント。
高津の右腕の肘から下が見えない
ヤクルトスワローズの高津投手を見て「右腕の肘から下が見えない」とコメント。
その数日後、高津投手の肘が故障した。
1999年 優勝が決まる球場を予言
1999年に放映されていたテレビ番組「ズームイン!!朝!のプロ野球イレコミ情報」にて。どこの球場で優勝を決めるか質問され、以下の予言。
「ブルペンが外にある球場で、星野監督が胴上げされるのが見える」
【史実】1999年9月30日、中日ドラゴンズが「神宮球場」でセ・リーグ優勝
シーズンオフの忠告が予言になる
シーズンオフに「そろそろお前、準備したほうがいいぞ」と話しかけた選手が、その年、トレードされたり戦力外になる。
成績を加味した忠告ではなく、なんとなくそうなる……とのこと。
大豊泰昭選手にバットを差し出し「これがいいですよ」→その後、ホームラン
試合中、どのバットを使うか迷っていた大豊選手に「これがいいですよ」と落合さんが選んだバットを渡した。
受け取ったバットを使って打席に入った大豊選手の打球は、見事ホームラン。
ホームラン王、山崎武司選手に助言
中日ドラゴンズ時代の山崎武司選手は、たびたび落合さんに予言(助言)をもらっていたとの話。
山崎氏「英二、初球なに来る?」
落合氏「スライダー1本、いったってください」「絶対にスライダーですから、いったってください」
→結果:スライダーを狙い撃ちしてホームラン
山崎氏(バットを数本見せながら)「どれ持っていったら打てる?」
落合氏「これ」
※落合氏が指したバットは、良く見たら折れていた
山崎氏「折れてるぞ?」
落合氏「大丈夫です。いってください」
→結果:ホームラン
山崎武司へ送った年賀状(予言)
落合英二→山崎武司へ送った年賀状の内容
「今年のあなたには「6」という数字が見えます」by落合英二
その年の最終戦時点で、山崎選手のホームラン数は14本。
予言の「6」を含む数値――「16本塁打」には2本足りない。
しかし、最終戦にて1日2本塁打を放ち、16本塁打でシーズンを終えた。
藤井淳志選手のホームランを予言
2009年のレギュラーシーズン(中日-阪神戦)にて「藤井が颯爽とベースを回る姿が見える」と予言。
藤井選手はホームランバッターではなく、満塁時の打率は7の1と調子は良くなかったが、その後の打席で3点差をひっくり返す、プロ入り初の逆転満塁ホームラン。
山田洋(山田博士)投手の「ツキが変わる」
2001年、沖縄キャンプの休日に、防波堤で女性の幽霊を見た落合英二さん。
同僚の山田洋(山田博士)投手に「ツキが変わるかもしれないから、霊の所に行ってみたら」とアドバイス。
山田投手は数年伸び悩んでいたが、ツキが変わったおかげか、同年のシーズン途中にトレード移籍で横浜ベイスターズへ。
以降、出番もじょじょに増え活躍。
ちなみに。落合さんは「自分のことは分からない・当たらない」そうです……。
岩嵜翔投手は「憑きやすい」
2024年の中日ドラゴンズ春季キャンプにて。岩嵜翔投手が、落合英二ピッチングコーチに「憑きやすい」と言われたとのこと。
落合コーチ
(岩嵜翔投手に対し)「ちょっと、つ(憑)かれてきてるから、気を付けたほうがいいぞ」
落合コーチ
(別日に、岩嵜翔投手の顔を見て)「今日は、大丈夫だね」
高橋周平選手の部屋に「(オバケが)いるよ」
こちらも、2024年の中日ドラゴンズ春季キャンプにて。部屋のホテルにお化けがいると言われてしまった、高橋周平選手。
高橋周平選手
「(僕のホテルの部屋に)お化けいますか?」
落合英二コーチ
「お前の部屋にいるよ。夜中、おしっこ行きたくなるだろう?」
周平「めっちゃ行きたくなるんですよ」
落合英二コーチ
「それ、お化け、お前のこと呼んでるぞ。水回りにいるから気をつけろ」
※この件についての、高橋周平選手のコメントは以下。
周平
「めっちゃ怖いです」
「けど、おばけなんて、気にならない」
「だって、見えないから」
「見えなければ、いない」
「いても、見えねぇし、ま、いっか」
見えなければ、OKらしいです。
落合英二のひじにはサファイアが埋まっている
落合英二さんは「サファイア王子」という異名があります。
サファイアというのは、宝石・鉱物のサファイアのこと。
サファイア宝石のイメージ
落合英二さんは1992年にドラフト1位で中日ドラゴンズへ入団しましたが、大学時代に右肘を骨折する重傷を負っており、プロ入り1年目で自身の肘にサファイアを埋め込む手術を行いました。サファイアは純度の高い鉱物で形状変化がほぼないため、人工膝関節などに使われる研究も進んでいます。
サファイア=青 ドラゴンズブルー!
落合英二さんが「見える」ようになったのは「サファイアを埋め込んだ後」とのこと。手術前までは、見えてはいけないもの(おばけ)は見えなかったそうです。
サファイアはパワーストーンとしても有名で、強い鎮静効果、知性、理性を意味する石とも言われます。
オカルトチックな話になりますが、サファイアが落合さんの肘の中で、何らかの見えざるものを引き寄せているのかもしれません。
落合英二の名言
中継ぎ投手としての名言
『初めのうちは、ケガした状態で入団したこともあって、投げられるだけで嬉しかったのに、だんだん「なんだよ。この点差で行くのかよ」みたいに天狗になってたんですね。あの一言がなかったら3年前に終わってました』
全力投球~心が震える野球の名言~ 英和出版社
笑顔で引き受けたい「損な役目」【落合英二】
大差での負け試合で敗戦処理を任され、不貞腐れたときに当時のドラゴンズの監督(山田久志監督)に怒られ、反省したとのこと。
長いペナントレース中、敗戦処理は誰かがしなければいけない役割だが、どうしても損な役割。でも、入団当初はボールが投げられるだけで嬉しかった経験を思い出し、プロの世界で天狗になっていた自分に気づいた――とのエピソード。
直感的な名言(迷言)
「見える。全然怖くない。あそこにいるじゃないですか」
見えるらしいです。
落合英二プロフィール・記録
名前 | 落合英二(おちあい えいじ) |
ポジション | 投手 |
投打 | 右投右打 |
入団 | 1991年 ドラフト1位 |
背番号 | 19(1992年~1993年) 71(1994年) 25(1995年) 26(1996年~2006年) 88(2010年~2012年、2015年~2021年) 77(2022年~) |
生年月日 | 1969年7月25日 |
身長 | 178㎝ |
体重 | 84㎏ |
出身 | 栃木県 |
出身高校 | 作新学院高等学校 |
出身大学 | 日本大学経済学部 |
落合英二の現役時代
- 1992年(プロ1年目)サファイアを肘に埋め込む手術・
- 1998年 最優秀中継ぎ投手・中継ぎ投手
→2005年先発へ転向 - 引退後、プロ野球解説やコーチ
落合英二の珍記録
- 1球勝利投手
- 1球セーブ投手
- 1球ホールド
- 1球敗戦投手
- 0球登板(投手交代でマウンドへ→雨天中断→その後降板)