何かを祈願し、それがかなったときに目を入れるだるま。
イメージとしては、赤いものが多いですよね。
青色や緑色のだるまもあるにはあるのですが、メジャーな色としては赤色です。
では何故、だるまは赤色のものが多いのでしょうか?
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だるまは、禅宗の始祖・達磨大師(だるまたいし)をモデルにしているといわれています。
お坊さんの衣は、位により色が分かれているのですが、
禅宗では、大僧正だけが赤い衣を着ることができます。
つまり、だるまの赤色は、禅宗を開いた達磨大師に敬意を表すための赤色なんです。
ちなみに、だるまの手足のない姿は、座禅の修行をしている姿とのこと。
だるまが赤い理由は、赤い衣を着ていた達磨大師の存在がモデルになっている為なのです。