デザート系の缶詰というと、みかんや桃、パイナップルなどが思い浮かびます。
しかし、すいかの缶詰というのは見かけることがありません。
海外では、販売されていることもあるようですが、日本のスーパーやコンビニエンスストアでは売られていませんよね。
では、いったいどうして、すいかの缶詰は市販されていないのでしょうか?
すいかは熱に弱く、缶詰加工するとグズグズになってしまうため!
缶詰の製作工程では、殺菌のため熱湯を使います。
20~30分ほど、85度~90度の熱湯を通すのですが、その間に、食材によっては形が崩れたり、グズグズになってしまうことも。
すいかの果肉は柔らかくて型崩れしやすいため、この製作工程を耐え切ることができません。
独特のシャリシャリした食感が失われ、ぐねっとした仕上がりとなり、すいかの爽やかなイメージとはかけ離れたものになってしまいます。
すいかが缶詰として出回っていない理由には、こんな事情があったのです。
以上、すいかに関する雑学メモでした!
機会があったら、会話のネタにしてみてくださいね。