たまねぎ

たまねぎの一番外側を覆っている、茶色い皮

パリっとした薄い皮の部分ですが、料理の際に捨てているかたがほとんどではないでしょうか?

実は私も、ポイポイ捨てていました。ところが、この、たまねぎの皮の茶色い部分には、思いもよらぬ嬉しい栄養素が含まれていたのです。

玉ねぎの皮の栄養

玉ねぎの皮に含まれるのは「食物繊維」や「ケルセチン」(クエルセチン)です。

食物繊維

玉ねぎの皮には食物繊維が含まれています。食物繊維は、腸内の健康を促進し、消化をサポートする役割があります。

ケルセチン

ケルセチンはポリフェノールの一種。玉ねぎの苦みともととなる成分です。

ケルセチンは協力な抗酸化作用があり、からだの酸化防止や脂肪分解を促すなど、良い働きがあります。

ケルセチン

抗酸化作用や抗炎症作用、降圧作用などさまざまな体へ良い作用があることがわかっています。
また、脂肪分解を促す力や、コレステロールを下げる作用もあると報告されてきました。

引用:そもそもケルセチンとは|サントリー

血管を丈夫にし、高血圧を予防するため、血液の正常な循環を保つため、血行不良からくる身体の不調――例えば肩こりや不眠、動脈硬化などにもアプローチします。

これまで見向きもしなかった、たまねぎの皮の部分に、そんな栄養素が含まれていたとは驚きです。




玉ねぎの皮の使い方・調理方法

玉ねぎの皮はからだに良いですが、いざ食べるとなると「硬くて食べにくい」「苦くて食べられない」など、悩みが尽きません。

実際に玉ねぎの皮を調理して食べるときは、

  • スープにして煮込む
  • お茶にして飲む

など、工夫してみると食べやすく(飲みやすく)なります。

玉ねぎ茶の作り方

玉ねぎの皮を使ったお茶は、洗った玉ねぎの皮を5分~10分ほど煮出して作ります。

煮出し時間が長いほど、渋く、苦くなるので、お好みに合わせて調整してください。

玉ねぎ皮茶(粉末)もおすすめ

煮出すのが面倒な場合や、玉ねぎの皮の残留農薬が気になる場合は、玉ねぎの皮部分を生かした、市販の料理用粉末やお茶の利用もおすすめです。


【国産】玉ねぎの皮茶