お昼休みにランチを食べたあと、眠くなってしまうことはありませんか?
学校の授業やオフィスなどでもそうですが、
午後になると頭がぼーっとして、うとうとしてしまう方もいらっしゃると思います。
とくに、じっとしていることが多いデスクワーク時や、
退屈な講義の時間は、睡魔との闘いですよね^^
「お昼に、あんなに食べなきゃよかったなぁ」と後悔しても、時すでに遅し。
人間は、おなかがいっぱいになると眠くなる傾向があります。
しかし!
午後からの睡魔に襲われる原因は、満腹が理由だけではないのです。
昼寝をしたくなるのは、人間の自然な欲求だった!
とある実験で、
「社会的な時間の拘束がない状態で数十日間生活をして、
人間本来の生活パターンを調べる」
というものがあったそうです。
実験結果は、
「夜に1回、本格的に眠り、昼食後にまた1回昼寝をする」
というパターンを、ヒトは自然に繰り返すようになった、とのこと。
ということは……
人間の体のリズムとして、夜に1回しか寝ないことのほうが、
むしろ不自然、ということになります。
世界的に見ると、お昼寝の習慣がある国も多いのも、うなづける話。
お昼ご飯を食べたあとに眠くなるのは、人間の体がもつ自然な欲求だったのです。
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