日本では「高級なくだもの」の代表選手ともいえる「マスクメロン」
その、外側の皮の表面には「網目」のような白い筋がついています。
この網目が、マスクメロンの特徴でもありますが、
はてさて、この模様は、どうしてできるのでしょうか?
マスクメロンのネット状の網目は、成長中のひび割れが原因!
実は、この網目の模様の原因は、「内側からの圧力から生じた表面のひび割れ」なのです。
マスクメロンは、茎に実がついてすぐのときには、表面に網目はありません。
最初は、つるっとした状態です。
しかし、マスクメロンは、皮よりも中身のほうが早く成長するため、
成長の過程で、内側から外側へ圧力がかかります。
圧力を受けた外側――皮の部分は、次第にひび割れを起こし、
このひび割れにコルク層(かさぶたのようなもの)が発達して、結果、あの網目模様が完成するのです。
ちなみに、網目模様が均等であればあるほど、市場での評価や価格が高くなるそうです。
次にメロンを食べるときには、その網目に注目してみるのもおもしろいですね^^