日本人にとってのソウルフード、お味噌汁は食卓に欠かせない一品です。
大豆から作られる味噌は栄養値も高く、健康食としても注目を集めています。
さて、そんなお味噌ですが、地域によって色合いが変わってきますよね。
「私はぜったい、白味噌がいい!」
「僕は生まれながらの赤味噌派だ!」
なんて声も聞こえてきそうです^^
ではなぜ、同じ大豆から作られる味噌なのに、色が変わってくるのでしょうか?
赤味噌と白味噌の色の違いは、製作工程での大豆の処理によって変わる!
味噌の原料は大豆です。
これは、赤味噌でも白味噌でも違いはありません。
赤味噌と白味噌の違いは、味噌を作る工程の相違により発生します。
大豆にはアミノ酸がたくさん含まれているのですが、アミノ酸は加熱されると糖分と結びついて褐色に変わる性質(メイラード反応)があります。
白味噌は、大豆をゆでて作ります。
赤味噌は、大豆を蒸して作ります。
白味噌は、ゆでつつ作成していくので、アミノ酸はお湯の中に溶け出し、結果、白くなります。
しかし、蒸して作る赤味噌は、メイラード反応が顕著に現れるため、茶色に変わるのです。
味噌の色の違いは、製作工程で大豆を蒸したか、大豆をゆでたかによって変わっていたのです!
以上、お味噌に関する雑学でした。
話のネタとして、ご家族にお友達に、ぜひ話してみてくださいね!