お花はなるべく綺麗なまま、長持ちさせたいですよね。
花束をもらったときや、フラワーショップ買ってきたときにおすすめな、切り花を長持ちさせる方法4点をご紹介していきます。
切り花長持ち方法①花瓶に10円玉を2、3個入れておく
切り花を花瓶に入れて飾るの場合、花瓶に10円玉をいれておくとお花が長持ちします。
お花も生きています。
切られたお花は、その切り口から腐敗からどんどん弱っていきます。
そこで、この切り口の弱り、腐敗を防いでくれるのが「10円玉」
実は10円玉の「銅」が、お花の切り口にはイイんです。
方法はカンタン。10円玉を2、3個を、花瓶のお水の中に一緒に入れておくだけ!
こうしておくと、10円玉に含まれる銅イオンが水中に少しずつ溶け出し、お花の切り口の腐敗を防いでくれるのです。
花瓶の中で銅から溶け出した「銅イオン」が、水中の雑菌、カビの繁殖を抑え、水の腐敗抑制効果に期待が持てます。
とくに夏などの暑い日は、お花も痛みやすいのでオススメです。
銅イオンの殺菌力は想像以上に強力。十円玉は多くの人が触るため、不潔なイメージがありますが、実はこの銅イオン効果で、菌がほとんど付着していないといわれています。銅イオンの発生にはわずかでも水分が必要
引用:銅イオンで殺菌(中日新聞)
切り花長持ち方法②茎のカットは水中で行う
ご自宅でお花の茎をカットして、花瓶にちょうどいい長さにしたい場合は、茎のカットを水中で行うと良いです。
空気中で茎を切ってしまうと、空気の層が出来てしまう為、お花自体の水を吸い上げる力が弱まってしまいます。
切り花長持ち方法③茎を切るときは、断面をナナメにする
茎のカットは、なるべくナナメにするのもポイント。
水を吸う面積が広くなるので、できるだけ断面を広く取ってあげましょう。
切り花長持ち方法④台所用洗剤で切り口の腐敗を防ぐ
バケツなどの大きめの容器に水を張って台所用洗剤を数滴垂らし、その中に2時間程、切り花の断面をつけておきます。
台所用洗剤・食器用洗剤に含まれる「界面活性剤」の働きにより、水上げ効果、カビやバクテリアなどの繁殖をおさえるなど切り口の腐敗抑制につながります。
切り花長持ち方法⑤市販の「切り花延命剤」を使用
フラワーショップやホームセンターなどで購入可能な「切り花延命剤」は、お花の栄養剤。
無料ではありませんが、切り花の鮮やかな色をできるだけ長く保ちたいなら使ってみるのもおすすめです。
切り花延命剤には「抗菌・殺菌」効果もあり、水の腐敗や雑菌の繁殖を防ぎます。
以上4点、切り花を長持ちさせる方法でした。
花束、切り花、仏花などで「花がしおれる、つぼみのまま枯れてしまう」のを防ぎ、お花を長持ちさせるためには「水の腐敗を防ぐ」「茎の痛みを止める」ことが大切。
せっかくの綺麗なお花です。
少しでも綺麗に咲き誇る期間が長く続くように、試してみてくださいね。