「北極と南極、いったいどっちのほうが寒いんだ!?」
と疑問に思ったことはないでしょうか?
どちらも寒そうなイメージはありますが、実際に行き比べる機会もそうそう無いですし、気になっている方も多いと思います。
結論から言うと、ずばり、「南極のほうが格段に寒い」
以下、その理由を見ていきます!
南極が、北極より寒い理由!
南極大陸は海に囲まれています。
反対に、北極は周りを大陸に囲まれた「海」です。
北極には氷山がありますが、その高さはせいぜい、数十メートル程度。反して、南極大陸は、大陸がゆえに、何千メートル級の山があります。
数十メートルの氷山よりも、何千メートル級の山のほうが冷えやすいため、南極のほうが寒さが厳しいです。
では、実際、北極と南極はそれぞれ、どれくらいの気温になるのでしょうか?
もっとも気温が低くなった、1日中夜が続く期間に気温をはかった結果によると、
- 南極大陸の中心部は、摂氏マイナス60度以下
- 北極は、マイナス30度~40度
南極では中心部で冷たくなった空気が大陸の周りに流れ出してくるため、強い風が吹き、寒さが助長されます。
いっぽう、北極の風は比較的弱いため、吹雪にでもならない限りは、寒さはしのぎやすいと言われています。
結果として、「北極よりも南極のほうが寒い」という事実にいきつきます。
南極のマイナス60度はありえない寒さですが、とはいえ、北極のマイナス30度も身が凍る寒さではあります。
日本の気温と比べてしまうと、どちらも寒いですよね。以上「南極と北極、どっちが寒い?」についての雑学でした!